NEWS お知らせ
2023.07.21
セミナー情報
第19 回とともも知財セミナー開催のご報告
去る6月29日(木)午後3時より、大阪産創館にて「第19回とともも知財セミナー」を開催いたしました。
当日は企業の知財部門ご担当者様のほか、特許事務所や企業にご所属の弁理士の皆様、他の士業・他分野の専門家の方々など、およそ30名の方にご参加いただきました。
参加者の皆様を出迎えたのは、机いっぱいのお菓子たち。
今回のゲスト講師である椿特許事務所所長・椿豊先生からの差し入れです。
明太子味のうまい棒、北九州名物「くろがね堅パン」など
椿先生のご出身地ゆかりの品々や懐かしい駄菓子がいっぱい!
椿先生、たくさんありがとうございます。
第1部「2023年知財法改正のポイント」では、商標法・不正競争防止法等の改正法について、改正趣旨や改正法の概要につき、日本弁理士会において商標委員会委員長(前年度)を務めた齊藤弁理士と、不正競争防止法委員会委員長(今年度)を務める服部弁理士が、それぞれ解説を行いました。
齊藤弁理士は商標法の改正について説明。
今回の目玉は、コンセント制度(留保型)の創設と、他人の氏名を含む商標の登録要件緩和とのこと。
服部弁理士は不競法・意匠法の改正等について解説を行いました。
第2部では、「AIが切り拓く知財の可能性」と題し、世界的に注目を集める対話型AI “ChatGPT” をはじめとする様々な人工知能やその関連技術が、知財業界にどのような影響を与えるのかについて、実演等を交えながらゲスト講師の椿先生にご講演を行っていただきました。
ChatGPTは明細書作成などの強力な補助ツールとして活用可能。
ただし、英語圏で開発されたため、指示する言語(英語かどうか)によって回答の品質に差が出る。
これにより、英語が公用語の国とそうでない国の間で将来的に格差が生じる可能性も。
AIと知財の未来について、複眼的な視点からお話をしてくださいました。
セミナー後の懇親会では、椿先生の故郷・福岡にちなみ、博多名物のとり皮焼き鳥、明太子などを門司港ビールや福岡の地酒とともにご賞味いただきました。
また、ゲスト講師椿先生と齊藤弁理士はどちらも「弁理士が踊ってみた”それパクダンス”」動画企画の参加者。「踊って!」の声に、2人で楽しく応えてくれるという一幕も。
懇親会は盛況のうちに幕を閉じました。楽しくためになるお話を聞かせてくださった椿先生、ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
次回のとともも知財セミナーは晩秋の開催を予定しております。詳細が決定し次第、当ウェブサイトやメールマガジン等でお知らせ致します。
今回ご参加いただけなかった皆様も、ぜひお越しください。